HOME  覚王寺  施設  納骨堂  法要・行事  寺報  ブログ  アクセス
2016年3月1日発行
 2月1日、「2月常例法座」が勤まり、皆さんで「正信偈」をお勤め、ご法話は新琴似にある浄光寺の青山直樹師が「凡夫」についてわかりやすくお話しくださいました。また、法要前にお茶やコーヒーを飲みながら談笑したり、ご法話の休憩時間には軽い体操で体をほぐしたりするなど、なごやかな雰囲気の中で皆さんお参りされていました。
 毎月1日午後1時からの常例法座、お気軽にお参りください

布教使・青山直樹師

法要前のお茶・コーヒータイム

休憩時間の体操

お気持ちでお賽銭


― 蓮如上人 前卓 編 ―
 覚王寺の本堂、内陣の左脇壇(本堂正面左側)には蓮如上人の御影が掛けられていますが、その前に置かれた卓(前卓)に「共命之鳥」という鳥が彫られています。『阿弥陀経」に出てくるお浄土に住む鳥で、体が一つで頭が二つあるという奇妙な鳥です。次のような話があります。
 「昔、多くの共命之鳥の中でもとりわけ素晴らしい鳥がいました。しかし、二つある頭のいずれもが『私の頭の羽毛は比類なく美しい。声も世界一美しい』と確信し、主張しました。そして互いに憎しみあい、争うようになり、遂には『片方さえ亡きものにすれば、この私が世界一になれる』と考えるに至り、ある日密かに毒を混ぜ、片方に食べさせました。食べた方はもちろん亡くなりましたが、食べさせた方も体が一つですから亡くなってしまいました。この愚かな事件があってから、お浄土の共命之鳥は『他を滅ぼす道は己を滅ぼす道。他を生かす道こそ己の生かされる道』と鳴き続けていると申します。」(『阿弥陀経のことばたち』より)
 今、世界各地で紛争が起きています。自己中心的な考え方を主張することによって、互いに憎しみあい、争い、他人を傷つけ、自らをも傷つけてしまっているのが私たちの社会です。今こそ、私たちは「共命之鳥」の鳴き声を聞き、自己中心的な思いで生きている私自身のあり様に気付くことが大切です。「他を生かす道こそ己の生かされる道」、そこに平和があり、人々の笑顔があるということを忘れてはいけませんね。

お仏壇のおはなし
ー第3回 ご本尊についてー
 お仏壇とは、読んで字のごとく、仏さまがいらっしゃる壇のことです。仏さまとは、浄土真宗の場合、「阿弥陀さま」。そして、その阿弥陀さまを具体的に表したのが「ご本尊」です。ご本尊の阿弥陀さまは立っておられますが、これは『観無量寿経』にもとづいて韋提希夫人が礼拝したお姿を表しているといわれます。阿弥陀さまが私たちのためにいつでもどこでも救いに行こうとされているお姿なのです。
 また、ご本尊の左右の脇にお掛けするのを「お脇掛」といって、向かって右脇に宗祖「親鸞聖人」、向かって左脇に中興の祖「蓮如上人」をお掛けするか、または右に「帰命尽十方無礙光如来」の十字名号、左に「南無不可思議光如来」の九字名号をお掛けします。
 お仏壇の中には、他の宗旨の仏さまやお札、お守り等は入れたりしないよう、正しいお荘厳(お飾り)をしましょう。分からないことがありましたら、ご遠慮なくお尋ねください。
(『浄土真宗のお仏壇』等参照)