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2016年4月1日発行
 3月20日から22日までの3日間、「春季彼岸会永代経法要」が勤まり、たくさんの方々がお参りくださいました。3日間にわたってご法話をくださったのは、中川郡幕別町にある顕勝寺ご住職の芳滝智仁師。親鸞聖人のご和讃を通して浄土真宗のみ教えをわかりやすく話してくださり、尺八の演奏も聴かせてくださいました。
 また、初日の法要終了後には参拝カードの記念品贈呈式を行い、昨年23回の法要すべてにご参拝くださった5名の方をはじめ、5回以上お参りくださった方々に、お念珠などの記念品を贈呈。そして、今回は法要が始まる前にも、婦人会の方々がバザー・抹茶接待を行い、「セカンドキッチン」さんがパンとコーヒー、「合同会社ふぁーまぁと農夢」さんが乾燥野菜を販売するなど盛況のうちに終わりました。

皆さんでお勤め

布教使・芳滝智仁師

参拝カード記念品贈呈式

婦人会バザー

お寺でランチ

婦人会抹茶接待


― 観音菩薩絵画編 ―
 覚王寺本堂の後堂には、布教使の小林義晃師が描かれた「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」の絵が飾られています。観世音菩薩は、「観音さま」と呼ばれ、とても人気のある菩薩さまです。観世音菩薩の「観世音」とは、広く世の中の人の声をまるで観ているように聞き、自在に救うという意味。「菩薩」は、正しくは「菩提薩た(※土へんに垂)」といい、悟りを求める者という意味があります。
 この観世音菩薩は、阿弥陀仏の慈悲の徳を表す菩薩で、阿弥陀仏の脇士であるとされます。『観無量寿経』に「無量寿仏(※阿弥陀仏のこと)が突然空中に姿を現してお立ちになり、その左右には観世音・大勢至の二菩薩がつきそっておられた」と説かれているように、大勢至菩薩とともに阿弥陀さまにお仕えしている側近のような方なのです。
 上の写真をご覧ください。頭に宝冠をつけていますが、その上に小さな仏像がついているのが見えますでしょうか。これは阿弥陀さまの「化仏」で、「私は阿弥陀さまのお使いです」ということを表しています。たとえば、皆さんがご使用の『浄土真宗本願寺派 日常勤行聖典』に収録されている「らいはいのうた」にも「(阿弥陀仏が)観音薩たの冠にやどれる相いと妙に」と出てきます。
 しかし、だからといって、私たちは観世音菩薩をことさらに信仰することはありません。『御伝鈔』に「観音・勢至菩薩につかえるようなことがあってはなりません。直ちに本尊である阿弥陀如来を仰いで、お念仏だけを称えるようにしてください」などとあるように、本尊である阿弥陀仏だけを信仰することが私たち念仏者の歩むべき道であり、観世音菩薩の願いでもあるのです。
(『仏像の基本』『仏像の本』等参照)

お仏壇のおはなし
ー第5回 位牌についてー
 浄土真宗では、「位牌」は用いません。そもそも位牌は、中国の儒家で亡き人の官位と姓名を記すものとして用いられていたもので、そこに神霊が宿ると信じられていました。それが、やがて日本の祖先崇拝と結びつき、「位牌」=「亡き人の霊の宿るところ」になり、位牌を亡き人と見たてて、お仏壇の中に入れて食物を供えたり、水を供えたりするようになったのです。
 しかし、本来そのような霊魂観は仏教にありません。お仏壇は、仏さまがおられる場であり、仏となってつねに私を見守ってくださる亡き人の心に出遇う場です。ですから、亡き人を偲ぶよすがとしては、位牌ではなく、「過去帳」か「法名軸」をお使いください。過去帳はご本尊の妨げにならないようにお仏壇の中に置き、法名軸はお仏壇の側板にかけるようにします。それらの前にはお水や食物などは供えません。
(『仏事のイロハ』等参照)
あさぶ おてらくご
4月24日(日)、第4回「あさぶ おてらくご」を開催します。
今回ご出演いただく噺家さんをご紹介します。
柳家一琴師匠
1967年生まれ 大阪府出身。1988年 柳家小三治に入門。
2001年 真打昇進。 落語評論家をうならせる実力は折り紙付き。
柳家三之助師匠
1973年生まれ 千葉県出身。1995年 柳家小三治に入門。
2010年 真打昇進。 札幌にも時々いらっしゃっています。
柳家ろべえさん
1977年生まれ 広島県出身。2003年 柳家喜多八に入門。
2006年 二ツ目昇進。 人気実力ともに伸び盛りの噺家さんです。